研究内容

「コミュニケーション分析と情報デザインに関わるテーマ」


コミュニケーションを主体とした学び

・学び・知識・情報を提供する人の支援

(ガイド支援,インタプリテーション支援,コンシェルジュ支援,指導支援,学習支援等)

コミュニケーション分析による情報デザイン/システム設計

・高速道路からの立ち寄り支援

・観察支援のための展示ツールのデザイン

地域とメディアと継承

・地域の活性化支援

・情報発信と情報受信の印象の分析




















彦坂先輩にインタビュー

私の研究では、剣道の形稽古である日本剣道形の電子指導書を構築しています。中学校保健体育の剣道授業を受け持つ、剣道を専門としない体育の先生を支援することを目的としています。日本剣道形や剣道に込められた精神は、経験を積んでいくことでようやく本質を理解できる複雑なもので、簡単に言葉で表現することはできません。そのような知識や身体動作を、剣道を専門としない先生でも学習・指導できるようにするために、どんな情報をどう表現するか試行錯誤しています。自分の力だけでは難しい部分は、白井研究室や目白大学の方と連携したり、杉山先生や剣道経験者の方と議論したりしながら進めています。


4年生のときからこの研究を続けており、集大成となる今年度は「現場」、実際の中学校での評価実験がメインとなります。杉山研では「現場」に重きを置き、現場での課題発見、課題の分析、解決を大切にしています。机上の空論で終わらないことが、杉山研の研究スタイルの良いところだと思います。















大森先輩にインタビュー

私の研究では、浜松市博物館をフィールドに学芸員さんを支援するためのiOSアプリを開発しています。


私の研究のフィールドである浜松市博物館のように、杉山研での研究ではどこか1つフィールドを決めて研究します。

なぜフィールドを決めるのかと思うかもしれませんが、それは「現場に問題も解決策もある」からです。

机上で考えているだけでは気づくことができない問題や解決策は、現場に行って注意深く観察したり、現場の人と密にコミュニケーションをとることで見つけることができます。

これは研究の範疇だけではなく、あらゆることに当てはまりそうな気がします。


杉山研でお世話になっている研究フィールドはまだまだあります。ぜひ研究室訪問の時に質問してください。