3年生のみんな!研究室はもう決まったかな?
このページを見て杉山研の1年を体験してみよう!
まずは動画を見て,杉山研の雰囲気を確かめてね!
今,皆さんは研究室を選んでいます。人生を左右しかねない,大きな分かれ道です。私自身にもこれまで,さまざまな分かれ道がありましたが,じっくりと考えるのはとても大事なことです。皆さんにとっての「研究室選び」とは,どのような意味を持ちますか。何を根拠に意志決定をするのか。ブランド,先輩の就職先,拘束時間,イベントの数,といった簡単な物差しで選ぶのは大変危険です。
私は大事な選択においては,選択肢の過去や現在よりも,将来の価値がどうなっていくのか,できるだけ正確に予測することを心がけてきました。つまり,研究室選択においての私なりの指針は「研究室の価値」です。重要なのは,自分自身が,研究室に所属したときに,過去や現在よりも,将来その研究室がどうなっていくのか,また自分自身がどうなっていくのか,と先を読むことです。それは,研究室としての価値もあり,自分自身の価値そのものでもあります。
だからこそ,研究室を選ぶときは,まずは今研究室に所属している学生諸君に,所属している研究室の価値を問うてみて欲しいと思います。応用論の形式ばったプレゼンや学生間の噂話などではなく,自分の目と耳で研究室の現場にいる学生達の姿を観て声を聞いて,その上で,自身が求める価値を見つけて研究室を選んできて欲しいと願います。
この続きは研究室に配属されてから・・・。
2014年6月25日
杉山岳弘
ピッカピカのSugilab一年生!
先輩が優しく迎えてくれます!
お酒の席で徐々に仲良く...
僕がSugilabを選んだ理由は,杉山研の研究フィールドの1つであった画像処理に興味があったこととメリハリのある研究室だと思ったことの2点です。
特に,後者の要因が大きいです。実際に,研究室へ訪問し先生や先輩からいろいろ話をお聞きし,多くのことを学べて有意義な学生生活を送れる研究室だと感じました。僕も今日まで有意義な研究室生活を送らせていただいています。
杉山研では,外部プロジェクト・自主ゼミなど授業では得られない学び・体験が多くあります。また,誕生日会やテクノフェスタ打ち上げなどのイベントも沢山あります。ぜひ一度,見学を!
信じあっ↑て〜〜
私が杉山研究室を選んだ理由は,研究室訪問の時に杉山先生から「知識の伝達についての研究をしてみないか?」というお話をいただき,興味を持ったからです。また,その時にいろいろと杉山先生とお話をさせていただき,先生のお話をもっと聞きたいなぁ,先生の下で研究がしたいなぁと思ったのも,大きな要因です。
研究室訪問では,訪問する研究室を絞らずにいろんな研究室を訪問して,「ここだ!」とびびっと来た所を選ぶといいと思います。
多分,ほかの研究室よりもイベント事やゼミが多い研究室ですが,いろいろと勉強できる研究室です。今の自分よりも成長したい方,何かを成し遂げたい方は,ぜひ杉山研究室へ!
杉山研では夏休みに泊りがけでゼミ合宿に行きます。
2泊3日の合宿で縮まるキョリ...♡
今年もお楽しみに!
合宿の感想を教えて!
杉山研究室の合宿は,多くのパワフルな経験と,様々な出会いをくれる場です。普段の大学生活では味わえない経験がたくさん出来ます。
私は写真を撮ることが好きなので,行く先々で夏のみずみずしい景色,新鮮な文化体験,美味しいごはんと表情豊かな研究室メンバーの姿を写真におさめるのが何よりも楽しかったです。
また,合宿では目白大学の学生と合同ゼミがあります。先輩の研究発表や4年生の発表も見ものです!
後悔しない研究室選択をするために,沢山の情報を得てください。杉山研究室は,そんなあなたの疑問の解決を応援します。気軽に話を聞きに来てくださいね。そして,杉山研究室で,一緒にパワフルな体験を沢山しましょう!!
静大祭と同時開催されるテクノフェスタに出展します!
研究室のみんなで1つの展示をつくります。
たくさんの人が来てくれます。
去年のテクノフェスタは何をしたの?
昨年のテクノフェスタでは,富士山の世界文化遺産登録を受けて,杉山研で行われていたインタープリテーションの研究と組み合わせた「みんなで楽しく!めざせ富士山マスター」という展示を行いました。
クイズを通して参加者に楽しく富士山について学んでもらうという企画です。富士山の模型の上を正解数に応じてコマを進めて頂上を目指すスゴロクで,富士山頂にある神社,富士山本宮浅間大社の鳥居を模した大道具やPHPを使って作ったクイズを大画面で映すディスプレイなど,見た目にも楽しい展示でした。
自分を磨きたい人には絶好の環境だと思います。一緒に頑張りましょう。
杉山研では,学生主体の自主ゼミで,Web制作と映像制作について学びます。
やりたいことがある人は提案OK!
Web制作の基礎的な知識を
学ぶことができます
撮影機材の使い方を学ぶことができます
杉山研究室は,学生主体で行う「自主ゼミ」があります。3年生は配属後に,Webゼミとカメラゼミの2つの自主ゼミを行います。私は,その中のWebゼミについてお話します!
Webゼミでは,HTML・CSSといったWeb制作を行う上で必要な基礎知識を学びます。HTMLもCSSもわからない~っていう人も,Webゼミが終わった頃には基本的なレイアウトができるようになります。Sugilabの先輩が教えてくれるので,分からないことも気軽に質問できますよ(^o^)
私はWeb制作経験者ということもあり,同期のメンバーに教える立場としてWebゼミに参加しました。みんなの前に立って教えることは初めての経験でしたが,メンバーが楽しく学べるよう,工夫して進行しました。このように,みんなをまとめる経験ができる場が多いこともSugilabの良い所です!
Web制作や映像など、もっと色々なことを勉強してみたい!という人はぜひ話を聞きに来てみて下さい(^^)
杉山研の1つの特徴であるカメラゼミではビデオカメラやデジタルカメラの基本的な使い方や撮影方法,編集方法について学びます。
杉山研にはデジタルカメラ,ビデオカメラはもちろんそれらの周辺機器もたくさん揃っていて環境は抜群だと思います。
僕はもともとカメラには興味がなかったのですが,杉山研に入ってからカメラの楽しさに気づき,自分でもデジタルカメラを買ってしまいました。今では趣味の1つです!
カメラゼミで教えてくれるのは基本的なことだけですが,杉山研にはカメラや映像に詳しい先輩がいるので,色々教えていただきました。僕はカメラゼミを通して,学習に対する能動的な姿勢やコミュニケーションの重要さを学べたと思います。
杉山研は将来の目標がある人にも,まだない人にもチャンスは平等に訪れる環境だと思います。Webや映像に興味がある人はもちろん,自分がやりたいことがわからない,将来が不安だという迷える子羊達もぜひ杉山研に!
3年生は外部の団体と協力して,プロジェクトを行います.
授業では得ることができない達成感!!
自分で取材し,
現場を肌で感じることができます!!
外部の人と関わることで,
社会人としてもスキルアップ!
私は「浜松 闘将・家康プロジェクト~物語の資産化~」という浜松商工会議所と静岡大学情報学部地域連携推進室が連携したプロジェクトに関わっています。
このプロジェクトでは徳川家康公に関する物語の資産化,市民が誇りに思えるストーリーの定着を目的とし,商品開発に役に立つ家康公の物語にまつわる物語のデータベースの作成,かわら版の制作を行っています。
プロジェクトを通し,学内外の方とコミュニケーションをとったことで,どのようにコミュニケーションを重ねればよいかが学べました。
また,自分1人で考えても解決しないことでも相談するとよい方向に進んだり,自分がこうだと思っていることについて確認してみると違っていたり,ということがあり,報告・連絡・相談の重要性が実感できました。
研究室では外部の方とやりとりして,プロジェクトや研究を進めることが多く,とても勉強になります。学内に留まらず活動をしたいという方はぜひ研究室に来てみてください。
私は「NEXCO中日本地域連携プロジェクト」に参加しています。NEXCO中日本・慶應義塾大学・静岡大学による合同プロジェクトです。このプロジェクトでは,高速道路を使う旅行者に「立ち寄り」を提案します。旅行の途中で高速道路を降りて,移動中に地方の名所や名物を楽しむ。そんな立ち寄り観光はできないだろうか?それを試すため,このプロジェクトでは浜松名物などを紹介するスマートフォン用のWEBサイトを作成し,高速道路にて実証実験をしています。
大学内を飛び出したプロジェクトでは,外部の方々との連絡や協力がとても大切です。私たちは学生ではなく社会人として責任ある行動が求められますし,「静岡大学」という肩書きも背負います。これは社会人になれば当然できなければならないことですが,私たち学生には急にやろうとしてできることではありません。ですので,私はプロジェクトを「社会人へのステップアップの一段目」であると意識して参加するよう心がけています。このような経験ができることは,大学の机の上だけにとどまらない杉山研究室ならではの良いところです。
大学生活では自分を高められる環境に身を置くことが重要です。研究室選択を通して,自分のよき師"メンター"が見つかるといいですね。
コミュニケーション分析と情報デザインに関わるテーマを研究します。
私の研究では,SA・PA利用者の高速道路から周辺観光スポットへの立ち寄り観光を促すためのモデルの提案,Webシステムのデザインを行っています。またこの研究は,NEXCO中日本・慶應義塾大学との共同研究として取り組んでいます。
私の研究における「高速道路」のように杉山研での研究は,「現場中心」で行います。現場で問題を発見,現場分析と問題の解決方法の検討,検討した解決方法を現場で試す,これが研究の一連の流れです。
目の前の研究中心にならず,誰の問題を解決するのか,現場がどう変わってほしいのか,常に「現場意識」を心がけています。
基本ボケ担当が多いです(笑) ツッコミ担当募集してます!ボケ担当でも大歓迎です!
私の研究を一言で表すと剣道の電子教材の開発です。中学校保健体育の剣道授業を受け持つ,剣道経験の浅い体育の先生を支援するために,日本剣道形の電子指導書を開発しています。日本剣道形や剣道の精神世界は,経験を積んでいくことでようやく本質を理解できる複雑なもので,簡単に言葉で表現できるものではありません。そのような知識やノウハウを剣道初心学習者が学習・指導できるようにするために,どんな情報をどのようにコンテンツとして表現するかを試行錯誤しています。
私自身,剣道経験も教職系の勉強をしたこともありません。何かと初めてのことばかりの中で学びながら思考し,形にしていくのが大変です。ですが,杉山岳弘先生をはじめ,剣道教士7段をお持ちの杉山融先生や実際の現場で剣道を指導している中学校の先生など,さまざまな方々からご指導・ご助言いただきながら研究を進めています。
映像制作したい,Web制作したい,残りの学生生活を楽しく忙しく過ごしたい方はどうぞ
先輩の門出を祝う
先輩から最後のメッセージ
人に知識を伝達するための手段としての,映像のあり方。文字情報とどのように連携させて理解を促進させるかについて。
卒業論文では日本料理とバイリンガルコンテンツについて,その後古典折り紙の教育コンテンツに展開,修士論文では日本剣道形を通して剣道の精神世界を学ぶ電子教材へ展開しました。
声が大きいほうだったので周りを巻き込みつつ,やりたいことを好きなようにやれたのが楽しかったです。自分で選んで首を突っ込んだり,突っ込まなかったりできる環境はなかなかありません。
自分の管理下において大変だったと感じたことは特にありません。行き詰まった後輩や,失踪しがちな先輩を立て直す方がよほど大変でした。
コンピュータと映像に関する大きなものから小さなものまで,主に実装を担当しています。ひたすらコードを書いているということです。
研究室にいた当時から,机上で理論をこねこねするよりもまず見えるものを,というのがモットーでした。口癖が「いいよ,やるよ」だったがために,勢いに任せて様々なプロジェクトに首をつっこんできました。
「わからないから聞く」でなく,「わからないけどとりあえずやってみる」という精神が根付いたのも,杉山研究室の環境があったからだと思います。
大学で学んだことというのが仕事に直結することは全くありません。100%ありません。しかし,新しい物事に取り組む姿勢,効率的に何かを学び取るテクニック,人の話の意図をくみ取るスキルは研究室生活でしか学ぶことのできない,仕事をうまくやっていく上で最も重要な要素です。杉山研究室はそれを与えてくれるところではありません。自ら能動的に動いて,身につけていく気概のある人には岳弘先生なり,環境なりが応えてくれるでしょう。
お茶葉の製造工程では,茶葉を蒸す蒸熱行程が味や香りを決める最も重要な工程なのですが,この蒸し度の見極めは難しく,現在は茶師とよばれる達人の目で行われています。この蒸し度の判定を画像処理・統計処理を用いて機械化しよう,という研究でした。毎日何千枚もある茶葉写真と向き合い,お茶が大嫌...。
え?Web?動画作成?何ですかそれは?
研究室メンバの仲が良く,合宿,BBQ,OGOB会やその他の変わったイベント(カレーパーティやうなぎの会等)をともに経験したことが楽しかったです。中でも,作成したゲームをテクノフェスタで展示した時は,多くの方に楽しんでいただき,感動すら覚えました。
大変だったことは,修士研究の年度末報告と国際学会の査読提出と就職活動が3つ重なったことですね。それぞれを並行させるのが非常に大変でしたが,無事に報告を終え,査読も通過し,内々定通知の連絡を貰った時は大きな達成感を覚えました。あとは僕が昼寝をする時に限って先生が様子を見に来るのはもう大変でした。本当に大変でした。
某サザエさんのスポンサーの子会社で,いわゆるSIerのお仕事をしています。エネルギー関係の部署に配属され,それも関係してお国と関わりが強い仕事に関わることが多いです。配属してすぐ客先常駐したり,地方や海外の客先に滞在出張したりと,常に客のお傍で最前線で働いています。
様々なことを学び,仕事で活かしていますが,強いて言えば以下の2点です。
1つは組織における業務管理力です。杉山研究室では基本的に自身の仕事は自己管理しますので,業務管理・進捗における基本的なやり方を学べます。たとえば,ほうれんそうの仕方・タイミング,スケジュールの立て方,目先のタスク管理,当日の動き方,ドキュメントの書き方,人への作業の頼み方…。こうした基本能力が備わると,仕事の質や速さが高まります。SEの仕事は残業が多くなりがちなので,仕事をスムーズに進める上で大切になってくる能力です。
もう1つはコミュニケーションと現場を大切にする姿勢です。杉山研究室では1人で黙々とやる研究はなく,必ず現場に行き,誰かとコミュニケーションをとって進めます。そして,研究がぐっと進むときはいつも現場を見て,ユーザやお客様と話した後だということに気づくでしょう。仕事においてもなるべき人と話す解決策を選び,直接話すことを心がけています。そしてそれが功を奏して業務がスムーズに進行できたことが多々ありました。まだ仕事ではお客様の前で話せる立場にありませんが,いずれそうなった暁はこの姿勢が役に立つだろうと手ごたえを感じています。
あなたが将来やりたいことはなんですか?そのためにあなたが学びたいことはなんですか?大学ほど自由に勉強できる環境はありません。受動的に,適当に学ぶのではなく,ぜひ,確固たる自分の姿勢を持って学んでください。そしてあなたが学びたいことが杉山研究室で学べるのならば,ぜひ杉山研究室のドアを叩いてみてください。きっとそこには天パでカビ臭い先輩が気持ち悪い笑顔で出迎えてくれますよ。
杉山研の雰囲気は確かめられたかな?
もっと杉山研のことを知りたい人は,ぜひ研究室に遊びに来てみてね!